約 13,581 件
https://w.atwiki.jp/pfantasy/pages/25.html
前ページ次ページ灰色のPG そのとき私はデスマーチから解放され、早朝の御茶ノ水駅で下り電車を 待っていた。 疲れた目をつぶり、過去半年の仕事に思いをはせる。 つい数時間前まで戦っていたもの。それは巨大なシステムの改編だった。 幾つもの触らずテーブルが存在し、幾つものストアドを解析することが、 仕事の半分であった。 しかし、それも既に済んだことだ。 今週一杯は出社だが、その後は振休と有給の消化に入れるはずだ。私は、 期待に胸に目を開いた。 すると・・・目に飛び込んできたのは、レンガ敷きの舗装がされている、 ひっそりと静まり返った広場であった。 「ここはどこだ・・・?」 私は周りを見回した。 白い壁に数階建ての建物。そしてオレンジの屋根が目に入る。 ここはまるで、旅行代理店のウェブページの中の東ヨーロッパの街中の ような世界であった。 私はとりあえず、歩き始めた。 私の立っている広場から、一本、道幅が10mぐらいの道が続いている。 それをたどっていくと、5分もたたないうちに外壁にでた。 どうやらこの街は、外壁に囲まれているようだ。外壁にそうように歩いて いくと、大きな門の前に出た。 門の左右には、大きな石造りの塔が立っている。 「誰だ!?」 門の上から突然声がした。見張りをしている男だろうか。私を見ている。 みすぼらしい服装に弓矢を持っている。みすぼらしい事は、疲れた スーツ姿の私に何か言えたことではないが、弓矢を持っているのは尋常では 無かった。 -いったい、ここはどうなっているんだ? 私が状況を理解する前に、塔の中から数人の体のがっちしりた男が 出てきた私のほうによってきた。 「見かけない顔だが、お前は何者だ!?」 リーダー格らしい男が、いきなり私をどつくと、そう言った。 それを聞きたいのは私だと言い返そうと思ったが、男の顔は障害時の クライアントよりも怖い。私はひるんだ。 「妙な服装をしているなぁ・・・」 別の男がそうつぶやいた。 すると、リーダーらしき男が私をじろじろと見回してこう言った。 「ただの乞食では無いみたいだな・・・司教様のところに連れて行こう」 前ページ次ページ灰色のPG
https://w.atwiki.jp/akubi/pages/22.html
#blognavi どうも、風邪でダウン中のnobuです。 さて、今日は始めてのギターについてお話しようと思います。 今でこそ、ギターの良し悪しがわかるようになりましたが、初めてギターを買おうとなるとなかなか選ぶのが難しい。初心者だから安い物でいい、後々を考えると高いギターがいい、やっぱり好きなアーティストモデルかな?などいろいろ迷うわけです。 とりあえず、現物を見ないと仕方ないので、楽器店めぐりをすることにしました。当時、ビジュアル系好きだったので【Fender】や【Gibson】等、スタンダードなギターには目もくれず、見ていたのは変形ギターばかり。(この時点でアーティストモデル購入の可能性は濃厚) 色々楽器店を歩き回って結局最後にたどり着いたのは御茶ノ水の【シモクラセカンドハンズ】(当時は靖国通りの神保町駅の近くにあった)でした。そこの楽器店は中古専門に取り扱っているお店なので価格的には魅力がありました。ただし難点として、中古は選択肢が非常に狭くなるということ。欲しい物があるとは限りません。 まあ、見るだけ見ようと思い、お店に入ってみると以外によさげなギターがあるではありませんか。その中でも目を引いたのは、当時憧れていた【SUGIZO】モデル(プリンスが使ってたタイプ)の廉価版でした。しかも¥48000と、価格もお手ごろだったので即購入。 そんなわけで、ギターを始めることになったのですが、複数の弦を同時に鳴らすなんて難しい!と、しばらくはギターでベースのフレーズを練習するなどして、しばらくの間は【SUGIZO】モデルを持った【J】状態でした。 それにしても今考えると、あのギターは凄かった(笑)。 弦のテンションゆるゆるで、スムーズにアーミングできない【Floyd Rose】、付属のストラップは最短でも膝のあたりにボディーがくるぐらい長い。まあ、実用性など全く考えませんでしたね。「持ってるだけで幸せ~」って感じでコレクター感覚でした。 そんなわけでギターを始めることになったわけです(なんちゃってだけど…)。 カテゴリ [guitar] - trackback- 2006年02月07日 05 54 00 #blognavi
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/596.html
part38-288(後の小泉の人)氏の作品です。 霧が出てきた。 服にほんの少しずつながら水滴が付着し続け、体温を確実に奪っていく。 私は今、キョンキョンの腕の内で凍えるような寒さを感じている。 季節は夏。軽井沢の山の中 『男』の世界。 8月某日。夏休み真っ只中の私は暇を持て余していた。 黒井先生は既に新学期のテストを製作してるらしく、しばらくネットに繋げられないらしい。 かがみとみゆきさんは何が楽しいのか解らないが予備校の夏期講習を受講している。 つかさは古泉君とデートに夢中らしい。 ゆたかちゃんはみなみちゃんと旅行に行った。 「暇だヨー遊ぼうZE☆」 とキョンキョンに送ったところ 「勉強しなさい」 とそっけない返事がきた。 つれないNE。 そんな日々のさなか、ヒマを打ち破る一報がきたのだった。 [着信] ゆい姉さん 電話を取ると三十分ほどグチを聞かされた。 要約すると「ダンナとラブラブするために軽井沢に宿を取ったのに行けなくなったぞこの野郎」 とのこと。 「あげるから彼氏でも誘って距離縮めろやー」 とも言われたが私には彼氏などいない。 恋愛は精神病の一種とまでは言わないが今は三次元より二次元の方が魅力的なのだ。 さりとてこの話を無駄にするのは勿体ないので(たぶん)唯一彼氏のいるつかさにでもあげようと思ったのサ。 そしたらなんとその日はかがみとみゆきさんも丁度空いているとのこと。 ならば四人でいきましょう→つかさ「でも古泉君と行ってみたいナ」→じゃあ五人で→古泉「彼も誘いませんか?」→六人で 宿が空いているかどうかが問題だったが古泉君にはコネがあったらしく簡単に宿の手配がとれた。やるじゃん。 …という流れでいざ軽井沢へ。 そして当日。 軽井沢に着いて少し揉めたのが部屋割りだった。 宿というのが山の中のコテージで、微妙に離れているのだ。 2人ずつに分かれることになったのだがつかさと古泉君を一緒にするのはマズい! とかがみが主張したのだ。 妹が気になるのはわかるけど過保護ごはいけないZE☆ 夜中にこっそりキョンキョンとつかさが入れ替わるという密約をして古泉とキョンキョン、つかさと私、かがみとみゆきさんという部屋割りになった。 …でもこのときに「古泉君は手出さないんだろうな」と思ったのは私だけじゃないハズ。 夜通しDSで対戦でもしようか、とでもこのときは考えていた。 夜中。大体11時頃だろうか。 こっそり抜け出したキョンキョンとつかさが入れ替わった。 「ガンバるんだヨー」 と言って見送ったがなにも起こらないだろう。 「襲ったら児童ポルノ法で訴えるZE☆」 とキョンキョンに言ってみたが 「自分の特徴をよくわかってらっしゃる」 と哀れみの視線をセットにして送ってきた。 そしてカバンの中からDSを取り出して何で勝負するか考えていた。 して2時頃かな? 私がトイレに行くから覗くなヨ? と言ったらキョンキョンが付いてきてオイオイマジカヨって思って……… 「 」 それから、 「こなた」 えっと、 「こなたっ!!」 「おわっ!?」 怒鳴り声で目が覚めた。少しばかり寝ていたらしい。 「キョンキョン…そんな怒鳴らなくても聞こえてるヨ?」 「嘘をつくな」 あのキョンキョンが…怒ってる。 いつも気だるそうにしているだけのあのキョンキョンが…。 「アタシの魅力がいけないのはわかるケド独り占めは出来ないんだZE☆」 ぐいっと手を強引に引かれて引き寄せられた。 「キョンキョンってば強引…///」 「ふざけるな」 いつもからは考えられないほど真剣な目。 「混乱してるかもしれないが今の状況はわかるな?」 辺りは暗く、湿った土と木の匂いでむせかえる。 私の前にはキョンキョン。地面は少し傾いた斜面。怒鳴り声をあげても人がこない。 …私達は山の中腹で遭難している? 暗くて良くは見えないが二人の体は泥だらけだ。 幸運なのは二人とも近くに落ちた事かな? 「とりあえず登れば元の場所に戻れるんじゃないかナ?」 「無理だ」 「何でさ?」 キョンが私の右足首に触れた。 「いったぁぁぁぁぁ!!!!???」 ちょこん、とした感じに触れただけなのに激痛が走った。 恐る恐る触れると腫れているのがわかった。 「ならサ、キョンキョンなら登れるんじゃないカイ?」 「別にいいが…今俺が行ったらたぶんお前見つからなくなって白骨死体ができあがるぞ?」 「…それはカンベンしたいネ」 「朝になればたぶん探しに来るさ」 夏だというのに山は寒い。 今年は冷夏とニュースでやっていたがそのせいもあるかもしれない、などと考えた。 「こなた」 「うん?」 「寒くないか?」 「寒いサ」 その事を丁度考えてたしね。 「ほれ」 と言ってキョンキョンがジャケットを渡してくれた。 「そんなの悪いからいいって」 「いいから」 多分さっき眠りかけたのが気になっているのだろう。キョンキョンは私を過度に心配している。 「アタシの方が体脂肪あるからサ、大丈夫ダゼ?」 多分嘘だけど。 「男の意地だ」 「今時流行んないゼ?」 「なら俺だけ帰る」 「ちょ、わかったわかった!わかったヨ!!」 さすがにこんな暗闇の中で一人で朝まで耐えられそうにはない。 しぶしぶ袖を通した。 「…にしても寒いネ」 少し歯の根が合わない。 「ああ…って大丈夫か?本当にやばそうだぞ」 確かに、ちょっと異常かも、しれない。 「おい!?大丈夫なのか!!」 聞こえてるヨ。 「目ぇ開けろ!!」 ぐいっと今度は体ごと引き寄せられた。 「冷てぇ!?おい!!」 強引な男は引かれるヨ。 「やばそうだな…」 うん。ちょっとね。 「オイ!!!聞こえてるならせめてまばたきしてくれ!!」 パチ。 こんなキョンキョン始めてみたよ。 「やましい魂胆がある訳じゃないからな。それを解ってくれ」 パチ。 ここら辺で私の記憶はとぎれた。 次に目を開けたら朝だった。 「うぇ?」 私はキョンキョンに抱き抱えられていた。下着姿で。 しかもキョンキョンの服の中で。 「えええええ!!!???キョンキョン何した!!??」 私の叫び声で目を覚ましたらしい。もぞもぞと背後で動き始めた。 「………おはよう。こなた」 ちょ、何があったの私昨日!? 「キョンキョン」 「なんだ?」 「懲役三年は固いヨ」 うええ、と変な声をキョンキョンはあげた。 「一晩を共にした仲になっちゃったネ」 「誤解を招く言い方するな」 「事実ジャン」 まぁ私の腰の下にあるモノはピクリとも反応はしてませんが。 私はやっぱ魅力ないのかナ…と考えながら体を見てみる。 と、言ってもキョンキョンの服に隠れて……? 「……キョンキョン!!!??」 「なんだ?騒々しい」 「脚!!!あしぃ!!!!」 キョンキョンの左脚はふくらはぎに新たな関節を作っていた。 「きゅ、救急車…」 「圏外だろ」 「痛くないの?」 「痛いね」 「何で黙ってたのさ!?」 「お前が心配するからさ」 「馬鹿?!」 「今頃気づいたか」 「ば、馬鹿…後で聞かされたら余計に心配するじゃん!!」 「わかったわかった」 「キョンキョンの馬鹿!!」 「わかったから」 キョンキョンはスッと私の目元に指を寄せた。 「そんな泣くな」 そう言って私の涙をぬぐった。 携帯を開くとまだ朝の五時半だった。皆が起きて気付くにはまだ少し時間がかかるだろう。 「キョンキョン」 「なんだ?」 「ありがとう」 「何が?」 昨日は混乱していて思い出せなかったが今思い出した。 「ちょっと恥ずかしいケドさ、アタシ生理だったんだよネ」 「それで?」 「昨日、トイレに行った後少し貧血になっちゃって」 「バランスの取れた生活をしないからだ」 「…それで柵から落ちて。そこにキョンキョンが通りかかって助けてくれたんでショ?」 多分一緒に落ちたんだろうけど。 「かっこいいじゃん」 「そうか」 「………反応薄いなぁ」 「………グゥ」 「なんと」 寝てらっしゃる。 大物になれるぜアンタ…… 「こなたぁー!!」 「キョンくぅーん!!」 おや、もう迎えですか。 「……………」 ……………キョロキョロ………チュッ 「ごちそうさまです」 うむ。これで堂々と初めての相手と公言できる。 「こなたぁー!!!」 少し名残惜しいけどそろそろ呼ばないとネ。 「かがみぃー!!!!ここだよぉ!!!!!」 かがみ「なんでつかさとキョン君が入れ替わってたのかしら?」 こなた「愛の力?」 かがみ「アンタの仕業でしょう!!!」 古泉「病院ですので静かにお願いします」 あの後キョンキョンは入院した。単純骨折で全治3ヶ月。 まぁ、二百メートルほど森の中転がって骨折一つってのは奇跡ダヨネ。 つかさ「キョン君大丈夫?」 キョンキョン「やることがなくて暇です」 みゆき「夏期講習で使ったテキストですがどうぞ」 キョンキョン「…ありがとうございます」 キョンキョン目が泳いでるヨ。 古泉「では僕たちはこの辺で」 つかさ「またねぇ」 かがみ「お大事に」 みゆき「今度は解答もってきますね」 「キョンキョンは愛されてるネェ」 「ところでだな…こなた」 「なんだい?」 「男と個室に2人っきりのときは危機感くらいもったほうがいいぞ」 「なんで?」 「男は羊の皮を被った狼だって知らないのか?」 「女は狼を狙ってる狩人ってことは知らないカイ?」 ふふん、と笑う。 けど、あれ?………ってことは 「アタシに欲情してた?」 「……一つ良いこと教えてやる」 こいこい、と手招きをする。 トテトテと近づく。 「男が意地を張るのは好きな女の前だけだ」 キョンキョンにキスされた。 「この前のお返し。お粗末様でした」 一気に顔が赤くなるのがわかった。 狸寝入りだったんだネ…… 「キョンキョンの馬鹿!!」 男の世界(意地)終わり 作品の感想はこちらにどうぞ
https://w.atwiki.jp/wmwwiki/pages/21.html
1日目(時間は大体の目安です) 12:33 ぐらす(幹事)東京駅到着 集合人数4人(ぐらす、てるとう、なぎさ、まほ) 13:00前後 昼食 13:30~東京駅、立川へ(http //ekikara.jp/newdata/ekijikoku/1301062/down1_13101011.htm) 13時の欄のどれかに乗る 14:30前後 立川駅到着、AP合流 15:00前後 ボウリング(多分5ゲーム) 途中~終わりぐらい?からえるな合流 20:30 居酒屋 ◎立川店(22:30まで) 飲みすぎて次の日死ぬなよ 23:00~ カラオケ 経費 昼食代、立川駅まで620円、ボウリング2kちょい、居酒屋3k、カラオケ2k? 2日目 5:00 カラオケ終了 流石に店閉まってるんでネカフェで休憩 http //www.wip-fe.com/tachikawa/index.html ワイプ立川北口駅前店 3時間パック950円 入会で身分証明書いる(学生証とか免許証 酔いはさませ 出たら朝食食べてから秋葉へ移動。てるとうとは朝食後分かれる。 また中央線快速のって御茶ノ水か神田で1回乗り換えで秋葉(620円) 秋葉駅でぎるますと合流(10 50ごろつくらしい) 11:00以降 イケベ楽器リボレ秋葉(開店時間が11時から 猫カフェ 不確定? 秋葉散策 その他買い物など 夕食 一応秋葉原→多摩センター(or京王多摩センター駅)まで1時間 買い出し(多摩センター駅近くに店はある) 20:00 ホテルチェックイン(一応21時までおk http //homepage3.nifty.com/yamaharu/index.html 客室備品....浴衣(お子様用浴衣無し)、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ浴場備品....シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤー1台。入浴時間....午後10時迄。駐車場......ご宿泊日は無料。お支払い.....現金のみの取扱い。 ~風呂、ゲーム大会など 3日目 スポッチャ。 http //www.round1.co.jp/shop/tenpo/tokyo-itabashi.html 板橋店でいいんだよね 旅館組はチェックアウトは10時まで。 京王多摩センター駅から1時間20分ぐらいかかるらしい。 現地集合かな まあ昼ぐらいからになるであろう。 色々やって終わったら現地解散的な。一応俺は最終の新幹線取っている。18 10発の。
https://w.atwiki.jp/yomedousi/pages/329.html
スレ44-892 892 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 20 32 19.62 0 うちの息子たちは高校生と中学生なんだが、義弟と義弟嫁が「イトコどうし で楽しい思い出をつくらせてあげたい」と、発達障害で内部疾患で身障1級の、 小6だけど行動は小3なみの甥を夏休みにウチに送り込もうとしたよ。 一生薬を飲み続けなきゃいけない、体調を崩したら入院沙汰になりそうな子を 丸投げしようと思わないでほしい。しかも、同じ東京の中、何の思い出を作れと? 息子たちは運動部で夏休みは部活と合宿漬け、おまけに塾の夏期講習と自分の友達 と遊ぶ暇もないくらい。私も平日は16時まで仕事があるからーとお断り。 健康な小学生でも、話が合わないって…。 健常児と同じようにしてあげたいのはわかるんだけどね。それは自分の家庭内で やってほしい。 893 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 20 34 57.30 0 892 まあ本音は 子供の思い出<<<<<<<<<自分たちも夏休みが欲しい だろうな 894 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 20 36 58.52 0 892 そういう子のキャンプにでも行けばいいのにね。 東京から出てのんびり出来るし、同じ悩みを持つ親同士の方がぜったい親しくもなれる。 ボランティアさんは遊ばせ上手だし、そういう子の扱い慣れているから安心。 895 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 20 44 29.52 0 893 >自分たちの夏休み それもあるんだろうけど、その甥の下に、年の離れた弟妹(甥2と姪)がいるんですよ。 義弟夫婦は3人の子持ち。 義弟夫婦の中では、小6はうちの息子たちと同世代のカテゴリなんだと思う。 大人っぽい小6男子ならそうかもしれないけど、なにしろなぜ普通学級にいれてるの? ってくらい幼くて、知的レベルも怪しいわけで。 私は預かって体調悪くされたら、とそれが一番怖い。 来年はうちの二人は受験生なので、さすがに言ってこないとは思います。 896 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 20 49 02.55 0 >来年はうちの二人は受験生なので、さすがに言ってこないとは思います。 甘いかも。そういう人が相手の都合を考えるとは限らないよ。 嫉妬が混じれば余計に邪魔したくもなるかもしれないし。 前もってどうこうはできなくても、言ってきた時にはじき返す心の準備だけはしといた方がいい。 897 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 20 58 17.39 0 892です。思い出した。 舅は兄弟が多くて、夫と義弟には当然のことながら同世代男子のイトコがたくさん。 お盆には舅実家の田舎に集まって、雑魚寝したり川で泳いだりとそれは楽しかった そうで、自分の息子にもそんな思い出を与えたいんだって。 でも、東京どうしだってば…。しかも、夫兄弟40代ですよ、その子ども時代。 夫は、「あいつは何もわかってないなー。断っていいから。」 兄弟どうしでメールも電話もしないので、結局ヨメどうしのやりとり。 義弟嫁は「ごめんね、お義姉さん」と言ってくれたから、はっちゃけは 義弟なのかもね。初節句、七五三と我が家まで総動員かけられてきたけど ずっと逃げ回ってます。 898 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 21 02 17.29 0 897 その話を聞いて育った義弟がそれにあこがれるまでは分かるけど義弟嫁はちがうじゃない。 はっちゃけは義弟なら義弟嫁がそんなにしつこくはないと思う。 お人よしすぎるというかガードが甘いような。大切な年なんだからしっかりしようよ、お母さん。 900 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 21 32 02.53 0 897 >断っていいから 何様のつもり 旦那の弟なんだから旦那に断らせてあなたは一切関わらないほうがいいよ。 それでも分からないなら、義弟子を受け入れて旦那に預けて 子供と泊りがけの旅行にでもいけばいい。 Next→44-903
https://w.atwiki.jp/83452/pages/5545.html
聡「ねーちゃん」 律「はいよ」 聡「今日の夜暇?」 律「暇ー」 聡「じゃあお祭り行こうぜお祭り」 律「お祭り?」 聡「うん、ねーちゃんと行くと色々買ってくれるから行きたい!」 律「え、どこでやるの?」 聡「すぐ側の川原。毎年やってるじゃん。花火大会も今日だよ」 律「なんだと・・・勉強に集中しすぎて外界の情報が遮断されてる・・・?」 律(最近デートらしいデートしてないしなー。海にもまだ行けてないし。時間つくらなきゃ) 律「すまん聡。今日の夜、私は暇ではなくなった」 聡「なにー!」 prr 梓「もしもし」 律「梓ー」 梓「りつー」 梓「どうしたの?夏期講習無い日位ゆっくり寝てれば良いのに」 梓「まだ9時だよ」 律「梓、今日の夜空いてるか?」 梓「え、空いてる!!」 律「うちの近くで夏祭りがあるんだ。花火大会もやるんだよ」 梓「行く!!!!行きます!!!!」 律「じゃあ、6時頃迎えにいくよ」 梓「うん!!あ、でも、私がりつの家にいくよ。その方が近いし、りつ疲れちゃうよ」 律「いいっていいってー。遠慮すんなってー。あ、じゃあ、その代わりに梓浴衣着てきて」 梓「着てく!!!」 律「あはは、テンション高いなあ。じゃあ6時ね」 律(梓嬉しそうだったなー) 律(いくら勉強が忙しいとはいえ、彼女をおろそかにしちゃ駄目だよな) 律(あれ?彼女?梓が彼女なら私は彼氏?) 律「なんでやねん!私だって女だっちゅーねん!」 律「わはは!さーて何着ていこっかなー!」バタバタ 聡「ねーちゃんテンション高いなあ」 prr 律「ついたよー」 梓「はーい。今出るー」 梓「おまたせー。浴衣、どうかな」 律「はうわう」ガクガク 梓「りつ落ち着いて」 律「似合っいすぎだよ梓。めちゃくちゃ可愛い。」 梓「えへへ・・・嬉しいな」 梓「りつも何か今日気合入ってるね」 梓「いつもお洒落だけど、今日は特に」 律「久々のデートだからキメてみた!・・・ごめんね梓、せっかくの夏休みなのにあんまり遊べなくて」 梓「そんな事ない!夏期講習の後に迎えに行ったり、部活で会ったりするのだって立派なデートだよ」 律「梓ぁ」 梓「手、繋ご♪」 律「えへへ、おう!」 ワイワイガヤガヤ 律「おー、やってるなー」 梓「わー。なんか、出店の明かりが綺麗」 律「夏って感じがするよなー」 梓「うん!」 律「どれ、出店周ってみよっか」 梓「うん!あ、りつ、チョコバナナ!」 律「梓はバナナが好きだなー。どれどれ」 律「おっちゃーんチョコバナナ1個」 梓「あ、いいよりつ。私出すよ」 律「いいからいいから。今日は私に甘えんしゃい」 おっちゃん「ほい、200円ねー」 律「ありがとおっちゃん。ほら、梓」 梓「あ、ありがと」 梓「おいしー。りつも食べて」 律「私はな、チョコバナナがあまり好きじゃないのだ」 梓「えーなんで?おいしいのに」 律「チョコのせいでバナナが妙にすっぱく感じない?」 梓「そんな事ないよー。じゃあ全部食べちゃお」 律「どうぞどうぞ」 律「・・・」じー 梓「なあに?」 律「ぱくぱく食べてる梓は可愛い」 梓「もー」 律「あはは、あ、焼きそばだ!」 梓「焼きそば!」 律「夏フェスの時、ムギが騒いでたじゃん?」 律「あれ以来、実は私もずっと食べたかったんだよなー」 梓「あはは、私もー」 律「おっちゃーん、焼きそばふたつ」 律「おいしかった・・・」 梓「んまかった・・・」 律「これは是非ムギにも食べさせてやりたいな・・・」ウルウル 梓「うん・・・」ウルウル 律「あ、射的」 梓「やってやって!」 律「任せな・・・私が撃ち抜くのは梓のハートだけじゃないんだぜ?」 梓「何それ」 律「わかんない」 律「おっちゃーん弾10発なー」 律「よし、どれが欲しい?」 梓「じゃあ、あの犬のぬいぐるみとかは?難しいかな」 律「余裕だよんっそれ!」 梓「うわ、本当に取れた!」 律「ほれほれー、次は次はー?」 … 梓「あー、楽しいなー」 律「梓、荷物増えすぎ」 律「射的の景品、スーパーボール、ヨーヨー、わたあめ、おめん・・・子供か!!」 梓「だって、りつとお祭り来れて凄く嬉しくて楽しいんだもん」 律「ほらほら、わたあめほっぺに付いてるぞー」 梓「りつ、とって」 律「はいよ。ん、甘くておいしい」 梓「えへへ」 律「どれ、景品持つよ」 梓「大丈夫なのに」 律「しかし10発全部命中するとはなーこんなに景品いらんだろ」 梓「格好良かった!」 梓「最初に取れた犬のぬいぐるみ、ちょっとりつに似てるかな」 律「あはは、大事にしろよー」 梓「うん!!」 …… 憂「純ちゃーん、はい、リンゴ飴」 純「・・・・・・」 憂「どったの?」 純「さっきあずにゃん1号っぽいのがいた」 憂「梓ちゃんが?」 純「イケメンと一緒だった」 純「抜け駆けしやがって・・・夏のバカヤロー!」 憂(イケメン・・・?) 憂「純ちゃん、それって律さんじゃない?」 純「え?んー、あー、言われてみればそんな気もするようなしないような」 純「ていうかそもそもあれが梓だったのかすらあやふやですな」 憂(うーん・・・やっぱりありえない話じゃないのかも) 純「憂?」 憂「あ、はい、りんご飴」 純「これあんず飴だよお」 …… ドーンドーン 梓「綺麗・・・」 律「うん」 律(花火で照らされる横顔がたまんねー!!) 梓「・・・・・・」 梓「りつ。」 律「ん?」ハァハァ 梓「幸せ」 律「・・・・・・」 律「私も」 梓「ずっと一緒にいたいね」 律「そうだな」ギュッ 梓「目、閉じないの?」 律「梓の顔、ずっと見てたい」 梓「そっか」 … ドーンドーン 純「花火って何でどこから見ても丸いの?」 憂「さあ?」 純「どうやってハートマークとかちょうちょとかの形にしてるの?」 憂「さあ?」 純「花火職人か・・・なんだか格好良いかも!」 憂「渋いね、純ちゃん」 純「・・・・・・」 憂「・・・・・・」 純「夏休みも後半分かー」 憂「そうだねー」 純「・・・」ペロペロ 憂「・・・」ペロペロ 純「あんず飴も美味しいね」ペロペロ 憂「うんっ」ペロペロ …… 梓「お祭りの後ってなんか寂しいね」 律「そうだなー」 梓「帰ろっか。名残惜しいけど」 律「うん。家まで送るよ」 梓「んー、りつ、何か顔が疲れてる」 律「え、そう?」 梓「大丈夫?」 律「大丈夫!って言いたいところだけど」 律「微妙に夏バテ気味かも」 律「毎日冷房効いた部屋で勉強ばっかしてるからなー」 律「体動かさないと体力落ちちゃってさ」 梓「栄養とらなきゃおっぱいしぼんじゃうよ」 律「何かいったか無乳」 梓「やるのか」 律「やろう」 梓「あんまり無理しないでね?」 律「大丈夫だってー。んな大袈裟な」 梓「うーん・・・やっぱり今年の夏は海は無し!」 律「な!そんな殺生な」ウルウル 梓「ていうか、もうクラゲ出ちゃってるんじゃない?」クスクス 律「あう・・・ごめんね梓。約束してたのに。時間つくれなくて」 梓「ううん、りつの事振り回したくないもん。でも、近場でいいからプール行こうね」 律「絶対行く!」 梓「りつが行きたい時に誘ってくれればいいから。私の事より自分の事優先してね?」 律「そんな事したら梓に嫌われちゃうよ・・・」 梓「そんな訳無いでしょ。りつが頑張ってるのは私が一番知ってるんだから」 律「梓ぁ」 律「優しすぎて逆に引く」 梓「あ、ひどい!」 律「あはは、大好き」 prr 律「もしもし」 梓「りつー」 律「はいよー」 梓「今電話平気?」 律「うん、大丈夫だよ」 梓「何してるの?」 律「宿題」 梓「んなベタな・・・」 律「だってだって!受験勉強もあるのにさ、普通に宿題もあるとかどう思う?」 梓「さあね~。私は7月中に終わらせたもーん」 律「あー、いるよなーそういう奴。8月31日の醍醐味をわかってないよ」 梓「あはは」 律「今年の夏も終わりかー」 梓「そうだねー」 律「どうだった?今年の夏休み」 梓「ん?そだね・・・」 梓「一生忘れられないと思う」 律「うん」 梓「夏フェスも、お祭りも、花火も、プールも、部活帰りに食べたアイスも、一緒にトンちゃんのお世話をした事も」 梓「あと、りつが凄く頑張ってた事も」 律「・・・うん」 梓「りつの彼女で良かった」 梓「あいしてる」 律「・・・・・・」 律「・・・・・・」 律「ず、ずるいよ梓ばっかりそんな事言って!」 梓「あはは、早いもの勝ちだよ」 …… 憂「おはよー梓ちゃん」 梓「おはよー憂」 純「あ~ずにゃ~ん宿題見せて~♪」 梓「誰お前」 純「お、おま・・・っ?」 憂「梓ちゃん、ばっさりだねー」 梓「えへへ、ういー」 憂「梓ちゃーん」 純「おま・・・おま・・・」 梓「誰だお前」 純「お、お、おまっ・・・」 梓「純は夏が終わっても変わらないわねー」 純「なによその言い方ー」 純「梓はどうなのよー」 梓「別にー?なーんも」 純「彼氏の一人位つくってみなさいってのよ。いや、まてよ・・・」 純「梓、この前お祭りにいなかった?ほら、あの川原の」 梓「え!?」 梓「あ、いや・・・お祭りなんてあったんだ」 梓「し、知らなかったなー」 純「そっかー。やっぱり私の勘違いだったよ憂」 憂「んー、そうみたいだねー」 純「憂と一緒に行ったんだけど、梓に似てる人みかけてさ。てか、梓も誘おうとしたのに携帯繋がらなかったんだけどー」 梓「あ、あはは」 梓(無視してたなんて言えません・・・てか、またバレるとこだった・・・) 憂(・・・・・・) 夏編終了 戻る
https://w.atwiki.jp/83452/pages/7142.html
ハーゲンダッツ編 塾での初めての夏期講習だから緊張する。 学校の夏期講習は授業の延長みたいな感じだったけど、塾だから知らない人もいるし、先生も違う人だし。 何するんだろ?みたいなこと考えながら塾へ向かう。 入口のところに澪と唯がいた。 唯「りっちゃん!制服じゃなきゃだめなんだって!どうしよう…」 澪が私と目を合わせずにあらぬ方向向いてる。 澪をからかったら思いっきりげんこつされた。 ムギも来て、皆で中に入る。 澪がやたらムギにべったりくっついてるのが気になったけど。 澪「ムギ、参考書見よう」 紬「ええ」 律「私も行く!」 澪「律も?」 律「受験生だからな!」 澪「あっそ」 冷たい… で、帰り道。 二人きりになってから無言です。 蝉の鳴き声だけが響いています。 律「今日なんかおかしくない?」 澪「別に」 律「さてはー。焼きもちかー?」 澪「ち、違う!」 律「ムキになるところがますます怪しい」 澪「うぅ…」 律「澪、今は二人っきりなんだから素直になれよ」 澪「ん…そうかも」ギュ 腕組んできた 律「私には澪ちゃんだけだよーん」 澪「どうだか?」 律「信じて澪ちゃん」パチン 澪「ウインク出来てない」 律「苦手だもん」 澪「こうだよ」パチッ のおおおおお!!!! 私の心も挟まれましたわ!!!!! 律「澪ー!!可愛い!!」チュッチュッ 澪「うわ!止めろ!まだ怒ってるんだぞ!」 律「ずいぶん嫉妬深いんですね」 澪「つーん」 律「どうしたら許してくれる?」 澪「じゃぁ…あ…あ…」 律「なんでもいいぜー」 澪「あいs…ゴニョゴニョ…って欲しい」 よく聞こえなかったけど何となくわかった! 律「アイス買って欲しいのか?」 澪「へ?」 律「照れる事じゃねーだろ。任せろ!」 澪「あ、その…ハーゲンダッツだからかな!」 律「えぇー。ガリガリくんでいいだろ」 澪「ハーゲンダッツだ!」 律「金欠なのに…」シュン 澪「昨日そんなに遊んだんだ?」 律「…」 スーパー寄ってアイス買って、澪の家行った。 袋から二つアイス取り出して、私と澪の前に置く。 澪「何してるんだ?」 律「え?食べるんじゃないの?」 澪「食べるけど」 律「だよね」 澪「お前も食べるのか?」 律「え?」 澪「私のアイスだよな?」 律「二つとも?」 澪「ああ」 どこのジャイアンだよ。 澪の前に二つのアイス。 私はそれをじーっと見ていた。 異様な光景である。 澪「おいしー!」 律「ハーゲンダッツですから…」 澪「律は食べなくていいのか?」 律「どの口がそんな事言いますか」 澪「ね」パクパク この悪魔め。もう一つ終わってんじゃねぇか。 あぁ…ストロベリー…。 澪「律も食べたい?」 律「くれるの?」 澪「いいよ」 律「やった!」 澪「はひ」 ん?澪が舌の上にアイス乗っけてる… あああああ!!!!なんていうエロゲ!!? 喉ごくりって鳴らして澪の肩に手を置いた。 いただきいただきいただきま… 澪「ん」ゴクン 律「あ!」 澪「律遅いから溶けちゃう」 アイスが澪のベストに垂れてしまったらしい。 迷いなく思いっきりベスト脱いだ。 胸が揺れたよ タイ外して、ボタンも二つくらい外して。 いやいやそこまでする必要無いだろ。 襲われたいのか子猫ちゃん。 なんてこと想ったら、私の胸にぎゅうぎゅう胸押し付けてきた。 やばいってやばいって 澪「りつぅー」 律「な、何?」 澪「ムギより私のほうが胸大きいよ」 お前、色仕掛けか!!!! 律「そうだね」 澪「私のほうがハリあるし、柔らかいし、揉みごたえも十分だ」 律「あ、ああ」 澪「ムギとどっちがいい?」 律「うーん。まようなぁ…」 澪「迷うのか?」ギリギリ 律「いっ…!つねるな!冗談だ!澪さんがいいです!澪さんが最高でし!」 澪「そうかそうか」ニコニコ 律「なー。このまましちゃおうか」 澪「えー?どうしようかなー?」 律「いや、我慢できねーし」ドサ 澪「やんっ。えっちー」 もう何この子。 語尾にめいっぱいハートついてるぞ あんなに誘っといて何がエッチだ 澪の胸に手を伸ばそうとしたら、身体がぐるっと回った。 澪が私の上にのっかている。いつの間にか体勢逆転。 付き合い始めに比べると最近、澪攻めが多い。 不満である。 身体起こして澪に向かい合う。 こういう事ははっきりと言わないと溝が出来ちゃうからな。 律「澪!」 澪「ごめんね…うぅッ…」シクシク 律「え!?どうした!?」 泣くなよー。澪の好きなようにさせてあげるからー。 もう大声も出さないからさー。 澪「こんな嫌な女でごべんねー」ボロボロ 律「えぇ!?嫌な女じゃないぞっ!澪は良い女だよ!」 澪「でもぉ…ムギと遊んだだけなのに…ねちねちとー…」 律「ほ、ほら、それは澪がそれだけ私の事好きって事だし、嬉しい!そうだ!私は嬉しいぞ!」 澪「…律、優しい…それに比べて私は…ふぇーん…」 律「比べる必要なんてないと思うな!澪は可愛いから何だって良いよ!」 澪「良くないよぉ…うっうっ…」 律「うー…困ったな」 澪「困らせてごべんねー!りつー!うぅー…」ボロボロ 律「困って無い!嬉しいです!ありがたいです!だから泣きやんでください!!」 澪「ひっく…」 律「そうそう。泣いてる顔も可愛いけど、澪は笑ってる顔が一番似合うぞ」 澪「律?」 律「ん?」 澪「好き」チュ 律「落ち着いた?」 澪「ん。ごめんね」 律「もう謝るの無し」 澪「うん、ごめ、あ…」 律「無し!」 澪「はい!」 律「よし!じゃぁ、さっきの続き…」 澪「うん、アイス食べようか」 うん。戻り過ぎたね。 もうちょっと手前のほら、あの良い雰囲気を思い出して。 澪ちゃんは寸止めが割と好きらしい。 ってか困る むらむらするよ 律「アイスより澪が食べたい」グルッ 再び反転。 澪困惑 澪の両手押さえつけて馬乗りになって。 そんな下り眉されたら…襲っちゃうぞー ハァハァ 澪「駄目っ。溶けちゃう」 律「溶けさせてやるぜー!!!」プチプチ ボタン外してブラも外したら、澪ちゃんの生パイが登場! もうたってんじゃねぇか むふふふふ 澪「アイスぅ…」 お前は唯か。 はぁ…。 私もそんなに悪魔ではない。 せっかく高い金払って買ったアイスを無駄にはしたくないし。 テーブルの上にあるアイスに手を伸ばした。 律「もう溶けかかってんじゃん」 澪「だから言ったのに」 律「動くなよ?」 澪「へ?ひゃあっ!」 澪の顔にアイスを垂らす。 そのまま胸、おへそくらいまでいったところで空になった。 澪「冷た…なにしてんの?」 律「もったいないし」ペロ 澪の首に垂れたところを舐める。 びくんって動いた。 律「動かないで、床汚れるから」ペロペロ 澪「そんな事、言ったって…んっ…」 律「おいしいよ」 澪「…ふぁ…わ、私の…アイスなのに…」 律「じゃぁ食べさせてあげる」チュ 鼻の頭についたアイス舐めて、澪にキスした。 澪「甘い…」 律「そうだろそうだろ」ペロペロ おへそにたまったアイス舐めてると澪が捩れた。 澪「あっ…やだ…くすぐったい…ふふ」 律「そう?」 澪「やっだ…本当に…あっあぁ…待って…」 律「待てないよー」 澪「さっきから舐めすぎ…もうアイス…無いだろ?」グイッ 澪が起き上ると、胸元にたまってたアイスがおへそのほうへ流れた。 谷間は最後に残しときたかったのに残念だ。 澪の言う通りおへそにはもう無かったんだけど。 まだ虐め足りないのかこの野郎 律「だから動くなって言ったのに」 澪をもう一度寝かせて、再びおへそ責め。 澪「くぁ…」ビクビク おへそから胸元まで一気に舐め上げる。 澪が動くから乳首のほうまでアイスが流れてる。 仕方ないから舐めてあげるかな。 し、しかたなくなんだからねっ! べ、別にあんたの乳首なんて舐めたくないん… 嘘うそ!なめさせて!ペロペロチュッぱチュっぱ。 十分澪の反応を楽しんだところで顔をあげると、澪はぐったりしていた。 その表情、そそります。 澪「もう…終わった?」 律「あとここだけ」 澪の上から降りて、パンツ脱がした。 澪「そこはアイスかけてないだろ!」 澪が足閉じようとするから、すかさず身体を入れて抵抗する。 律「でもすごいドロドロ…。アイスじゃなかったら何なんだろうね」 澪「さ、さぁ?やっぱりアイスなんじゃないか?」 律「じゃぁ舐めなきゃもったいないね」ペロ 澪「はぁぁッ…」 律「舐めても舐めても溢れてくるんだよ。おかしいなー」 澪「律…もう…焦らさないで…」 律「んー?何の事?」 澪「ばか…」 律「お、これはなんだぁー?」 アイスのカップに入ってるプラスチックのスプーンを手に取った。 澪「え?」 律「おいしそうなものが」クリッ スプーンで澪のクリちゃんつつく。 澪「あんっ!」 律「おかしいなぁすくえないなぁ」グリグリ 澪「やっ!やだっ!あぁっ!やめっ!ふぁっ!」 律「おお!またアイスがいっぱい出てきたぞ!」 とろっとろの澪汁スプーンですくって、澪に見せてあげる。 律「ほら」 澪「見せなくていい!」 澪の顔にかけた。 やらしいよ スプーンを澪の中に突っ込む。 ぐりぐりと壁をなぞると澪はあんあん叫んだ。 澪「嫌ぁ…硬いよ律…」 律「硬いの嫌?」 澪「律の…指がいい…」 しゅぼっ! 光の速さで入れ替えた。 このこの!なんでこんなに可愛いんだ!! 21
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9074.html
梓「だいぶ気が動転してたみたいだけど、唯先輩何の用事なんだろう」 梓「憂がご両親と海外旅行に行くって言ってたから、てっきり唯先輩も一緒かと思ってたけど」 梓「夏休みなのに全然練習してない理由はそこじゃないみたい」 梓「まぁ、純もジャズ研の練習で忙しいみたいで暇だったからちょうどいいかな」 ピンポーン ピンポーン 唯「待ってたよ、あずにゃ~~ん!」ガチャ 梓「おはようございます、唯先輩。突然どうしたんですか?」 唯「挨拶はいいから早く入って! 掃除機と洗濯機が反乱して台所が戦場なんだよ!」グイグイ 梓「痛た……言ってる意味はわかりませんが、大体の状況は掴めました……」 梓「うわぁ……想像より酷い有様ですね。何したらこんなになるんですか?」 唯「別におかしなことはしてないよぉ。一気にやった方がいいかな、って思ったから全部にスイッチ入れただけだよ」 梓「はぁ。ちゃんと手順通りやらないと駄目じゃないですか。それでこのフライパンの中の炭は何ですか?」 唯「色々炒めちゃおうとしてて、火を点けてからギー太弾いてたらこんなことになってたんだよ」 梓「よく火事になりませんでしたね……とりあえず、一つずつ片付けていきましょう。唯先輩は散らばったゴミをまとめて下さい」 唯「ごめんね、あずにゃん」 …… 唯「やっと終わった~!」 梓「何とか元通りですね。それで聞きたいんですけど、唯先輩は旅行行かなかったんですか? てっきり家族全員で行ってるものだと思いましたよ」 唯「あぁ……」 梓「?」 唯「だって私……夏期講習があるから……それに受験生なんだから、遊んでばっかりじゃ駄目って憂に怒られちゃったし……」 梓「うーん、つい最近も夏フェス行きましたからね。それでお留守番してるってわけですか」 唯「そういうことなのです」 梓「いつ頃帰ってくるんですか?」 唯「えっとね、日曜の夜には帰ってくるって言ってたよ」 梓「今日は火曜日だから、まだまだですね。いつから行ってるんです?」 唯「一昨日の日曜から行ってるよ」 梓「たった二日間でこの有様ですか……」 唯「そういえば憂がすっごい心配そうな様子だったよ。一週間くらいお留守番できるって言ってるのに。失礼だよね」 梓「全然出来てないじゃないですか。私が憂の立場でも心配で眠れませんよ」 唯「うぅ、あずにゃんも私を出来ない子扱いにする……」 梓「事実ですよ。こんなんじゃ憂に叱られますよ?」 唯「あぁ、それだけはご勘弁を~! お願いあずにゃん、憂が帰ってくるまで私を養って下さい!」 梓「えぇ!? でも私も勉強とかギターの練習とかしないと」 唯「一緒にやろうよ~! お願いだよ~!」グイグイ 梓「わ、わかりましたっ。わかりましたってばっ! もう、それじゃちゃんと用意してくるんで一度家に戻ります」 唯「やった~、あずにゃんと同棲だ~!」 梓「へ、変な言い方しないで下さい! じゃあ大人しく待ってて下さいね」 唯「は~い。あ、アイス買って来て~」 梓「行ってきます!!」ガチャバタン! 唯「ううぅ、あずにゃんが反抗期だよ~」 梓「はぁ、まったく唯先輩はもう……」 梓「着替えと勉強道具と……あ、ギター忘れずに持っていかないと」 梓「ああ言ってはみたものの、どうせ暇だったから唯先輩と一緒に過ごせるならいいかな」 梓「ちょうどいい機会だから何事にも真面目に取り組んでもらえるようにしなきゃ」 梓「えっと、他に必要なものはあったかな。まぁ、その時にコンビニでも行けばいいか」 梓「そういえば唯先輩、アイス欲しがってたっけ。後で泣き付かれても面倒だしね」 梓「……私の分も買って行こう」 ピンポーン ピン 唯「待ってたよ、あずにゃ~~ん!!」ガチャ 梓「わっ、びっくりした。どうしたんですか、その格好」 唯「あずにゃんがお泊りするから、気合入れて晩御飯作ってたんだけど」 梓「あー……」 唯「あの、その、台所が戦場で……」 梓「それはもう聞きました……それじゃ一緒に作りましょうか?」 唯「! あずにゃん、ありがと~!」 梓「わわっ、いきなり抱きつかないで下さい!」 …… 唯「ごちそうさまでした~」 梓「お粗末さまでした」 唯「あずにゃん、料理上手なんだね。憂に作ってもらったみたいだったよ」 梓「ちょっと前から憂に料理教わってたんです。こういう事もあろうかと、ってやつです」 唯「ふーん。あ、でも次は私が作るよ! お客さんにばっかり作らせてちゃあ平沢家の名がすたるってぇもんです!」 梓「は、はぁ。じゃあ過度の期待はしないでおきますね」 唯「うぅ~、何か風当たりきついよぉ~」 梓「それより明日も講習あるんでしょう。ちゃんと準備できてるんですか?」 唯「いやだねぇ、この子は~。そこまで人を疑っちゃいけないよ。ほら、受講証もちゃ~んと……あれ?」 梓「どうしたんですか?」 唯「いや、あのね……確かここに入れたはずなんだけど……」 梓「まさか受講証無くしちゃったんですか!?」 唯「おっかしいなぁ、今日の講習の時まであったのに~」 梓「部屋にあるんじゃないですか?」 唯「あーそうかも。あずにゃんも探すの手伝ってくれる?」 梓「もう、仕方ないですね」 梓「それにしても……」 唯「何? あ、そこ危ないよ」 梓「おっと。憂がいないからって、これはちょっと散らかしすぎじゃないですか?」 唯「え~? 結構普段通りなんだけどなぁ」 梓「余計に悪いです! 片付けを先にしないと、見つかるものも見つかりませんよ」 唯「ぶ~。あずにゃん、憂より厳しいよ~」 梓「ふぅ……大体片付きましたけど」 唯「受講証、見つからないね」 梓「どうするんです? このままじゃ……あ、唯先輩の携帯鳴ってますよ」 唯「お、りっちゃんからだ~。もしもし、りっちゃ~ん? どうしたの」 唯「え、そうなんだ。うん、ありがと~! それじゃあね」 梓「律先輩、何だったんですか?」 唯「受講証、りっちゃんが持ってたんだ。私が持ってたら忘れそうだから、りっちゃんに預けておいたの忘れてました!」 梓「それじゃ意味無いじゃないですか……でも、何でわざわざ電話を?」 唯「唯の事だから受講証がない! って大騒ぎしてる頃だろうなー、と思ってだって。ひっどいよねー」 梓「完全に行動パターンを読まれてるじゃないですか。そもそも自分で管理してたら大騒ぎする必要はなかったんですよ」 唯「ううぅ」 梓「憂がいない間、私が責任を持って唯先輩の面倒を見させてもらいますから」 唯「え、わ~い。それじゃあ早速アイス食べようよ~」 梓「そうですね……それじゃあ明日の予習してからにしましょう」 唯「えぇ!? いいよ~、外でも勉強、家でも勉強じゃ破裂しちゃうよ~」 梓「これが受験生のセリフですか……いいから始めて下さい。私も自分の勉強しますから」 唯「あずにゃんのケチ~!」 …… 梓「――それじゃあ、そろそろ寝ましょうか」 唯「そだね~。あずにゃんもベッドで寝る?」 梓「ベッドは唯先輩のじゃないですか。私は床で結構ですよ」 唯「もう、愛いやつよのぅ~。一緒に寝ようよ~」 梓「け、結構ですっ! もう電気消しますよ!」 唯「あ~う~、あずにゃん厳し過ぎだよ~」 水曜日! 梓「――唯先輩! 唯先輩!!」 唯「ん~……うい~? あと10分……」 梓「憂じゃないですよ、梓です! 唯先輩!」 唯「あ~、あずにゃんだ~。何か用~?」 梓「朝ですよ! もー、何でそんなにいっつもだらしないんですか!?」 唯「まだ早いよ~、世間は夏休みなんだよ~」 梓「唯先輩は夏期講習に行くんでしょう! ほら、朝食もできてますから!」 唯「あうぅ~、すまないね~」 梓「平沢家の名がすたるんじゃなかったんですか? ああ、それカバンじゃなくて枕ですよ! もう!」 唯「明日はしっかりやるよ~」 梓「朝から明日の話しないで下さい。とりあえず顔洗ってご飯食べて下さい」 唯「はいよー」 梓「ふぅ。憂がどれだけ万能なのか身に染みて理解できてきた……」 梓「今日はどうしようかな。とりあえず掃除洗濯……買い物もしておこうかな」 梓「それから唯先輩が帰ってくるまで自分の勉強でもしてようっと」 梓「……それにしても唯先輩遅いな。唯せんぱーい! どれだけ時間掛かってるんですか? ごはん冷めちゃいますよ!」 唯「うーん……あ、この髪型どうかな、あずにゃん」 梓「え? 別に悪くないと思いますけど」 唯「うーん、そうかぁ。じゃあこれにしよっかなぁ。あ、でもでもこういうのもいいかな」 梓「普段の通りでいいんじゃないですか? って、何やってるんですか! のんびりしてる時間ないですよ!」 唯「えぇ~? あずにゃんには身支度に時間を掛ける乙女の心はないの?」 梓「それとこれとは関係ないです! 早くごはん食べて出発して下さい!」 唯「わわっ、は~い!」タッタッタッ 梓「まったくもう……」 梓「……私もたまには髪型変えた方がいいのかな……」 唯「あずにゃんはそのままが一番可愛いよ~」 梓「!! は、早く行って下さい!!」 唯「すっごいカミナリ! 行ってきま~す!」 梓「はぁ……はぁ…………もう」 梓「お掃除、しようかな」 梓「――よくわかんない炭が部屋中に散らばってて大変だったな」 梓「あれで今までよくやってこれたなぁ。憂がいないとどうなっちゃうんだろう、この家」 梓「じゃあ次は天気もいいからお洗濯しちゃおう」 梓「唯先輩に任せたら色付いてるやつも一緒に洗いそうだもんね」 梓「あ、下着……」 梓「や、やだなぁ、女の子同士なのに! べ、別に気にしない気にしない!」 梓「うぅ……」 梓「結局干すから、しっかり広げて見ることになりました……」 梓「こう改めて見せられると、私って相当小さいんだなぁ」 梓「でもまだ高校二年だし、これからだよね。きっと」 梓「でもよく考えたら、憂も純も私より全然ご立派だ……」 梓「特に憂。絶対去年より成長してるような」 梓「あっ、憂は今いないから……ちょっと拝見しようかな」 梓「ちょっとだけ……ちょっとだけだから……失礼しまーす」ガチャ 梓「憂の下着入れはここかな? うん、あった」 梓「では服を脱いで……憂のを着てみると……」 梓「うっ」 梓「ぶかぶか……油断してると落ちちゃうくらい……」 梓「さ、さぁ、お買い物に行こうかな」 … 梓「これで用事はひとまず終了」 梓「お昼は適当にすませて、夕方には唯先輩帰ってくるだろうから、それまでに晩御飯の用意しよう」 梓「それまで何していようかな……」 梓「特にすることないから勉強でもしようか」 梓「唯先輩に厳しくしておいて、自分ができてなかったら恥ずかしいしね」 梓「えっと、この公式は……こうだから……」 梓「ふぁああ~」 梓「ちょっと眠くなっちゃった」 梓「少し横になろう」 梓「目覚ましセットして、と。お休みなさい……」 ピピピピピピ ピピピピピピ 梓「――はっ。あ、そうか眠くなったんで少し横になってたんだっけ」 梓「うん、ちょうどいい時間。晩御飯の用意でもしようかな」 梓「♪~ ♪~ ♪~」 梓「えっと醤油は……あったあった。そして砂糖は……あ、切れてる」 梓「うーん。まだ唯先輩帰ってくるまで余裕あると思うから、また買いに行こうか」 梓「火は落としたし、玄関の鍵も閉めたし。よし!」 梓「ちょっと急いで行こうかな……あれ? あの人は」 梓「こんにちは!」 とみ「あら、あなたは確か……あずにゃんさんね。こんにちは」 梓「覚えてくれてたんですか? あ、一応私は中野梓っていうんですが」 とみ「あの演芸大会は楽しかったもの。覚えていますよ」 梓「そう言ってもらえると嬉しいです」 とみ「それで今日はどうしたの? 唯ちゃんの家から来たみたいに見えるけど……」 梓「はい、実はかくかくしかじかという訳なんです。それで今は砂糖切らしちゃってて、買いに行く途中なんですよ」 とみ「あら、それは大変ね。ちょっと待ってて、今分けてあげるから」 梓「そんな。悪いですよ」 とみ「いいのいいの。困った時はお互い様、って言うでしょ? もらってちょうだい」 梓「あ、はい! すみません、必ずお返ししますんで」 とみ「気にしないでいいのよ。それよりも唯ちゃんの事、よろしくお願いしますね」 梓「はい! 憂が帰ってくるまで、責任を持ってお世話します」 とみ「ふふふ。それじゃあ私は寄る所があるので失礼しますね」 梓「あ、すみません呼び止めてしまって」 とみ「いいのよ。それじゃあね、あずにゃんさん」 梓「はい。私も失礼します」 梓「ふーっ、相変わらず優しいお婆さんだったなぁ。お砂糖も分けていただいたし」 梓「ではありがたく使わせてもらいます、と。多めに作ってお返しに持っていこうかな」 梓「よし完成。憂のレシピ通りだから間違いないね」 梓「後は唯先輩を待つだけ……あ、ちょうどよくきたみたい」 唯「あっずにゃーん! たっだいまー!」 梓「おかえりなさい、唯先輩。あれ? 律先輩に澪先輩、ムギ先輩まで一緒だったんですか?」 澪「話は唯に聞いたよ」 紬「梓ちゃん一人じゃ大変だと思って、様子を見に来たの」 律「唯は憂ちゃんに依存しまくってるからなー。大変だったろ?」 梓「いえ、そんな」 唯「みんなひっどーい! 私だってやる時にはやるよ」 梓「それ、ちゃんと朝起きてから言いましょう……」 澪「やれやれ、そんなんじゃ梓が過労で倒れちゃうぞ」 唯「えーっ、そんなのやだよぉ! あずにゃんどうしよう、栄養ドリンクでも買ってくる!?」 梓「そうならないよう、唯先輩が努力して下さい!」 律「これで日曜までって、本当に大丈夫かぁ?」 澪「でもまぁ、これで少しは唯もしっかりしてくれたらいいんだけどな」 紬「その辺は梓ちゃんなら大丈夫そうだわぁ。私達が心配するほどのことでもなかったみたい」 澪「この晩御飯は梓が作ったのか? 凄いじゃないか」 梓「あ、それは以前憂にレシピを教えてもらっていたので、それをなぞってやっただけですよ」 澪「それでもこれだけできるなら大したものじゃないか」 紬「本当。梓ちゃん、いいお嫁さんになれるわ」 梓「えへへ……」 唯「ええぇ、あずにゃんは私のお嫁さんになってよ~」 律「お前は現実を見ろー」 澪「それじゃあ、私達が手伝えるような事もないみたいだし、帰るな」 唯「あれ? もう帰っちゃうの~」 律「これ以上居て唯に構ってたら梓に睨まれちゃうからなー?」 梓「なっ! 何言ってるんですか! そんなことしませんよ!」 律「うひゃあ、こわーい。逃ーげろー!」バタバタ 紬「わーい」パタパタ 澪「おい律! 全く……悪かったな、梓。まぁ、身体壊さないように頑張ってな」 梓「はい、ありがとうございます。澪先輩も夏期講習頑張って下さい」 澪「ああ、それじゃあおやすみ」バタン 梓「ふぅ……律先輩もああ見えて心配してくれてたんだな。ふふっ」 唯「あずにゃーん、早く食べようよー!」 梓「あ、はーい! 今行きます!」 2
https://w.atwiki.jp/fadv/pages/582.html
しのびよる月 しのびよる月 (集英社文庫) しのびよる月 (1) 御茶ノ水警察シリーズ 題名:しのびよる月 作者:逢坂剛 発行:集英社 1997.11.30 初版 価格:\1,600 ぼくの場合、逢坂剛という作家の短編にはそれなりの思い入れがあって、しかも特にスペインを題材にした短編については、日本作家に珍しいような密度の高さを感じていたから、こうしたごく普通のお気楽短編集をその同じ作家が出してしまったという事実には、単なる幻滅以上のなにものも感じない。 この作家の初期短編集、たとえば『幻のマドリード通信』などスペインものの短編集は、今振り返っても、実に完成度が高いと思う。入魂の一作である大長編『カディスの赤い星』を世に出したいために作家デビューを狙って書かれた、初期短編集には非常に高いモチベーションがそのままに現れていたと思う。よく考察され研究された、作者のこよなく愛するスペイン現代史を題材にした、冒険小説色の濃いあれらの短編は、最近の、味の薄くなった逢坂長編に比べても遜色のない出来栄えだったと思うし、それだけ作者の小説家精神のハングリーさが滲み出ていたように思う。 とりわけ企業人であり作家であるという二足のわらじを履いていた逢坂にしてみれば、自分を売らずに好きな小説を書けるという、他の専業作家にはない特権のようなものがあっただろうし、そうした立場を利用しての思い入れの強い作品を書けていたように思う。 今回のこの短編集が、早や老境に入ってしまった作者の遊びだとしても、L・ブロックの自身遊びだという短編集のような、優れた、プロとしての誇りはぼくには感じられない。こんな半端なシリーズを世に出すな、とさえ言いたくもなる。過激な意見なのかもしれないけれど、かつての逢坂を愛読していた者としては正直投げ出したくもなったくらいである。短編小説としてのテクニックの粋を極めていた逢坂を、ぼくは松本清張以来の逸材とまで信じたことがあった。そういうかつての愛読者の言葉として、ぜひとも苦言をまたも呈しておきたいまでなのだ。 スペイン・ネタが枯渇したのなら、ぜひとももっとスペインに足を運んで、かの地の空気を、ぼくらに作品という土産として届けて欲しいものである。 (1998.01.24)
https://w.atwiki.jp/hanatoma95/pages/130.html
PLUTO 1~5巻 何冊か読んでたけど、今回1巻から読み直し。医龍が転がりながら読む面白さなら、これは溜息の出る面白さだ。 鉄腕アトムをモチーフにして浦沢直樹が描くもう一つのお話。私は原作に詳しくないので、全く新しいお話として読み始めた。主人公はゲジヒトというロボット刑事。この世界ではロボット人権法というのができ、ロボットと人間が同じ立場で生活をする。ロボットに対する偏見も残ってはいるものの、一見人間にしか見えないロボットも存在する。ゲジヒトもその一人。 今まで読んだ浦沢作品の良いところが昇華され、洗練され、煮詰められてできた漫画のように思う。一冊読み終えると溜息が出る。無駄が無いというか、よくできているというか。計算しつくされた面白さのような気がして、それに翻弄されても全く嫌な気分はしない。 人間とロボットの連続殺人事件が続く。それもペルシャ戦争の関係者ばかりが連続して。ゲジヒトは事件を追うが、自身の悪夢にも悩まされる。まだ世界の事情、全貌は明らかにされておらず、その得体の知れなさにわくわくする。 アトムもウランも御茶ノ水博士も出てきた。私の記憶する彼等に比べると、かなりシリアスだ。解説を読むと、本来のファンにも楽しめるようなネタが散りばめられているらしいが、残念ながら私にはわからない。アトムはあの髪型はしていないけど、可愛いっすよ。 プルートゥとは何なのか、人間なのか、ロボットなのか。狙いは何なのか、敵は誰なのか、ゲジヒトの見る映像は何なのか。まだまだ先が楽しみだ。 「人工知能の見る夢」ってどっかで聞いたようなフレーズなんだけど、なんかあったかしら。 ここから先はネタバレです。 殺されたロボット達があまりにも人間くさくて、どのエピソードもなんだか泣けた。プルートゥは何を悲しんでいるんだろう。 機械が感情を持つこと、昔から使い古されてきたアイディアなのに、今も繰り返し使われるのは誰も答えを見つけられていないからだと思う。完璧なロボットは人間なのか、そうなった時に人間とロボットの線引きはどこでするのか。偉い大きなテーマに取り組んでいるのだなぁと思う。 (2008/05/25) [カウンタ: - ]